９月９日、そういえば、
じょーじの最初の手術が行われたのが
１１年前の今日だったのだ。
あれから１１年経過し
じょーじは５年生になった。
あのときから思えば、とても今日を
想像することはできなかったろう。
年月の経過に比例して
私たちもそれだけ年を重ねたことになる。
じょーじは大きく逞しく成長したが
私たちはその間何を学んできただろう？
少なくとも、子に対する親の心の痛み、
やさしさ、厳しさ、
生命力の強さ、強情さがあればこそ
じょーじはここまで大きくなった、
ということ、
そのことだけはいくらか解ってきたと思う。
この先、毎年やってくる台風のごとく
私たちには困難が繰り返しやってくるだろう。
だが、それらを乗り越えてゆける
こころの強さを手に入れているので
けっして恐れることはない。
とにかく信じること、
あきらめないこと。
自分に正直であること。
威張らず、萎縮せず、
等身大の自分を表現できれば
それでいい。
