仕事より大切なもの

奈良の実家に昼過ぎまで居、
奈良駅まで送ってもらい
帰ることにする。

実母も意識がだんだん
はっきりし始め、
術後の経過も割合よく
落ち着いてきたので
とりあえず安心して
長野に帰れる。

明日から3連休だが
明日は旧職場の決算の
仕事で市社協へ行く予定。

先週から今週始めにかけて
私はかなり精神的に
疲れていて、今考えると
うつに近い状態だったかも
知れない。

自分的にはストレスに強く
職場の人間関係等も
それほど難しくはなかったが
経験するのは初めてのことが
ほとんどで、今までの概念で
尺度を計りえないことだらけで
表面的に気づかない部分で
かなりのパニック状態だった
のだろう。

が、今回実母が倒れ、いくら
仕事があっても、やはり
行かずにいられなかった。
命があって、はじめて
生活や仕事があるわけだから。
幸い、生命に別状なかったが
もしそうでなかったら、
仕事を選んでいたらなおさら
後悔しただろうと思う。

この2日間で、仕事に対する
ストレス、重圧が不思議なほど
軽くなった。
仕事なんて、それほど
重要じゃないよ、と考えると
負担に感じなくなった。

変な話だが、実母がそのことを
図らずも教えてくれた気がする。