Aちゃんとの別れ

今朝、S市まで
Aちゃんに会うために
3人で行ってきた。

去年の入院中、
じょーじと一緒に撮った
写真を持っていった。

横たわっている彼女は
まるで寝ているかのように
穏やかな表情だった。

じょーじはただ一言
バイバイと言った。
他に言葉はなくても
気持ちは伝わる。

自分のことよりも
じょーじのことを
心配してくれていた
彼女のことは
私たちも、そして
じょーじも
一生忘れないだろう。